2026年になって、韓国で美容医療を受けるときの「費用の見え方」が少し変わりました。外国人観光客向けのVAT(付加価値税)還付の特例が、2025年末で終わったためです。制度の背景や経緯は、公式サイトのコラム「韓国美容医療の免税(VAT還付)は2025年末で終了」で解説しています。
このブログでは、実際に見積もりを2つ、3つと並べたときに「あれ?」となりやすいポイントを3つに絞ってお話しします。
見落とし1:表示価格が「税込み」かどうか
まず一番大事なのが、表示されている金額にVATが入っているかどうかです。同じ施術でも、片方はVAT込み、もう片方はVAT別で書かれていると、見た目の数字だけでは比べられません。並べる前に、すべての見積もりを「VAT込み」にそろえるのが近道です。
見落とし2:量と回数の書き方
リフティング機器ならショット数、注入施術ならcc、レーザーなら回数。同じ施術名でも、この単位が違えば中身は別物です。見積もりの横に「何ショット」「何cc」「何回」とメモを書き足しておくと、比べやすくなります。

見落とし3:あとから足される項目
麻酔、処方薬、ケア用品、再診。これらが見積もりに含まれているかどうかで、最終的な支払いは変わります。「この金額のほかにかかる費用はありますか」と一言聞いておくと安心です。
支払い方法も費用のうち
クレジットカードの海外利用手数料や、現金のみのクリニックかどうかも、実質的な費用に関わります。旅行の準備リストに、支払い方法の確認も入れておきましょう。
制度が変わったときは
還付の再開を求める動きはありますが、2026年10月時点では始まっていません。渡航前には、最新の情報をあらためて確認してください。公式コラム「韓国美容医療の免税(VAT還付)は2025年末で終了」も、状況が変われば更新されます。
比べやすくする表の作り方
見積もりが複数そろったら、簡単な表にまとめると違いがひと目で分かります。スマートフォンのメモでも十分です。
- 横の列にクリニック名を並べる
- 縦の行に「施術名」「量・回数」「VAT込みの金額」「含まれるもの」「支払い方法」を並べる
- 分からない欄は空けておき、あとで質問して埋める
- 最後に、医師の資格と日本語サポートの範囲も一行ずつ足す
空いた欄が多いところは、まだ情報が足りないというサインです。数字だけで決めず、空欄を埋める質問をしてから判断すると、当日の追加提案にも落ち着いて向き合えます。
また、為替レートによって日本円での負担額は日々変わります。ウォン建ての見積もりを日本円に置き換えるときは、カード会社の換算レートや手数料も含めて、少し余裕をもった金額で予算を立てておくと安心です。予算の上限をあらかじめ決めておけば、当日に別の施術を提案されたときにも、落ち着いて判断できます。
見積もりを並べる前のチェック
- すべてVAT込みの金額にそろえた
- ショット数・cc・回数を書き出した
- 麻酔・薬・再診が含まれるか確認した
- 支払い方法と手数料を確認した
この4つがそろえば、数字の大小に振り回されずに比べられるはずです。
よくある質問
2026年に韓国で施術を受けると、空港で税金が戻ってきますか?
外国人観光客向けの美容医療VAT還付の特例は2025年12月31日で終わっており、2026年10月時点では戻ってきません。
見積もりはどの段階でもらえますか?
事前相談の段階で予想費用を案内してもらえることが多いですが、最終的な金額は医師の診察のあとに決まります。
買い物の免税とは別の話ですか?
はい。今回終わったのは美容医療の施術に関する特例で、買い物の免税制度とは別のものです。
見積もりは何社くらい比べるといいですか?
決まりはありませんが、2〜3か所を同じ条件で比べると違いが見えやすくなります。